「他の灰色のペンでは代替がききません」
DMでの取材に応じた別の愛用者の27歳男性は、中高生時代から大学卒業までの5~6年ほど、主に図表の罫線を引く目的で「うすずみ」を使用。気に入っていたわけは、
「薄い墨の色のインクが最大の特徴で、コレは他の灰色のペンでは代替がききません。他の灰色のボールペンは、赤みがあったり青みが強かったりするからです」
とのことだ。
終売の事実を知ったのは「今年に入ってから」で、「ほんとうにショックでした。いろいろ他の灰色のボールペンをためしましたが、やはりどれも違うと思いました」という。パイロットに問い合わせて再販を希望している旨を伝えたこともある。23万円という価格で出回っていることについては「やっぱりみんなほしいんだなぁと思いました。自分は値段でためらってしまいます......」と答えていた。