1本23万円も! パイロットの終売ボールペン「ハイテックC うすずみ」異常高騰...なぜ?

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

愛用者、終売後「未だに理想のグレーには出会えずじまい」

   そこで「ハイテックC うすずみ」の魅力について、ツイッターのダイレクトメッセージ(DM)を通じて愛用者に聞いてみた。使用歴10年のツイッターユーザー「ねこねこbot」(@tamachan2018)さんは、日記、手紙、ノートづくり、イラストなど用途は幅広い。愛用の理由は、

「とにかく色がちょうどいいグレーで、びっしり文字を書いても鬱陶しくならなくて愛用していました。字が汚くて黒だとげんなりするのが和らぎます。それからアルコールマーカーで色を塗っても滲んだりせず、やわらかい印象になります」

という。さらに「ハイテックCの書き味の良さが他にはなく、強い筆圧でも耐えられるペン先、かすれにくい細い綺麗な描線、重さ、持ちやすさなど、お気に入りです」としていた。

   終売になってからさまざまなグレーのボールペンも試したが、色の濃淡、ムラ、描線の美しさなどがしっくりこない。パイロットではグレーカラーの後継品としてゲルインキボールペン「ジュース」を販売しているが、ねこねこbotさんは「やはり色味と書き味の点で代用には至りませんでした」。さらに「万年筆のグレーインクにも手を出しましたが、未だに理想のグレーには出会えずじまいです...」と話している。そのため「ぜひ再販してほしいです」といい、「箱買いしたいです」と復活を熱望している。

   一方、23万円という値付けについては、「定価以上でも購入する層がそこそこいて、徐々に上がったのかそうでないのか気にはなりますが...さすがに手は出ません」とやはり高すぎた。

姉妹サイト