慶應「評議員選」、スルガ銀・岡野前会長は落選 東電元社長に次ぎ、「不祥事企業のトップ」救済されず

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1年生議員が理事会推薦なしで評議員に

   「不祥事組」以外で目を引くのが、自民党の高村正大衆院議員(1994年商学部卒)。「卒業生評議員」に立候補するためには、理事会の推薦を受けるか、「塾員100名以上150名の連署」を集める必要がある。56人のうち、唯一後者の方法で立候補したのが高村氏だ。父親の高村正彦・前自民党副総裁の議員引退にともなって17年10月の衆院選に出馬して初当選したばかりだ。過去には綿貫民輔・元衆院議長が評議員だったことがあるが、現職国会議員の評議員は高村氏のみだ。

   慶應のOBOG会「三田会」は年度、職種、地域ごとに存在し、「自由民主党国会三田会」なるものも存在する。全国にある三田会を束ねる「連合三田会」ウェブサイトによると、53人が登録されている。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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