来年の「皇室ご一家カレンダー」は、どうなっている?

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「これ、将来的に値打ちが出るのでは!」という声も

   昭和64年は「昭和天皇崩御」で、1月6日で終わってしまい、その時はすでに、昭和64年のカレンダーがあったと記憶している。しかし、今回は「生前退位」ということで、カレンダーや手帳業界は「どうすればいいのか?」と頭を悩ませていると聞く。

   そんな中で出たのが「新元号元年」というアイディアだった。

   女装家タレントのミッツ・マングローブも、TBS系「アッコにおまかせ」の番組中に

「これ、大切に取っておいたら、将来、価値が上がるんじゃない!?」

といった趣旨のコメントをしている。

   また皇太子殿下、雅子妃殿下が即位される5月以降は、

「秋篠宮殿下が『皇嗣』となられることから、7月以降は『皇嗣御一家』と紹介しています」

とのことだ。

   因みに、お値段は壁掛け1000円、卓上500円と、とてもリーズナブル。(公財)菊葉文化協会のホームページで案内している通販、皇居東御苑内売店などで販売しているという。例年、9万部ほど制作しており、来年の「同様の見込み」だそうだ。

   記者の亡き祖父は、明治末の生まれだった。小学校時代「明治維新の話をしてくれ!」と頼んだが「アホか、わしゃ、その時には生まれておらん!」と一蹴された。

   昭和生まれの記者も、数年後、新元号世代の子供たちに「太平洋戦争の話をしてくれ!」と言われるのだろうか? 複雑な心境である。

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