「週刊女性」の最新号(2018年11月27日号)に掲載された「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)のロケについての記事が話題だ。
記事の見出しは「ガキ使 今年も大晦日やっぱり『笑ってはいけない』ロケ発見撮」で、内容は今年の大晦日の放送に向けて、同番組の「笑ってはいけないシリーズ」のロケが千葉県の廃校で行われ、撮影にバスが使われたとする内容を報じるものだ。また、今回のテーマが「考古学研究所」であることや、バスの方向幕に「ヘイポー財団法人 お豆考古学研究所」との表記があることを写真付きで表示している。当該バスの目撃情報については、J-CASTニュースが11月5日に報じていた(ガキ使『笑ってはいけない』のロケバス写真?~)。報道を受け、ネット上では「今年もガキ使見ることが確定した」など歓喜の声が殺到し、それに交じって「ガキ使の通常放送の中に伏線があった」と指摘する声が上がっている。
「考古学者」が登場
指摘されているのは10月28日放送の「行ったことない街でベスト3聞きましょう!前編」でのワンシーン。この日の同番組は千葉県のJR永田駅周辺でのロケを放送したが、その中に今年の「笑ってはいけないシリーズ」のヒントが隠されていたというのだ。同特集は現地の住民からその土地の魅力的なスポットを聞き出し、実際に訪問するというもので、番組序盤にカメラの前に現れた男性に対し、出演者の松本人志さん(55)が放った一言に、視聴者から「伏線だった」との声が上がっているのだ。
松本さんらロケ班の前をいったんは通り過ぎそうになったその男性はYシャツ姿の高齢男性。長めの豊かな白髪を揺らしながら歩くその姿に松本さんが「考古学者の方が1人」と言葉を浴びせると、男性は立ち止まり、松本さんらは男性の元に歩み寄った。男性との会話が始まると、松本さんは「発掘の方はどんな感じ?」「博学そうですがご職業は?」と尋ね、男性は「公益社団法人の理事です」と回答していた。
これらの内容を思い出したとする視聴者からは、「松本が一市民を考古学者って言ってたけど伏線だったんだな」など、今年の「笑ってはいけないシリーズ」のテーマとの符合点を指摘する声がいくつも。松本さんの発言内容のほかにも、「公益社団法人」と「へいぽー財団法人」などの類似点を指摘する声もある。
「笑ってはいけないシリーズ」をめぐっては、昨17年もバスの目撃情報が事前にネット上で拡散するなど、視聴者の間で高い関心を維持していることで有名。年末のスペシャル放送が確定した今、番組にはさらなる熱い視線が寄せられている。
(J-CASTニュ-ス編集部 坂下朋永)