ミスタードーナツが現在プレ(先行)販売を行っている「ピカチュウドーナツ」だが、SNSを通じて大きな話題を呼ぶ一方で、ちょっとした混乱も起きているようだ。
本販売は2018年11月16日予定だが、一部店舗では先週末からプレ販売がスタート。ところが「ピカチュウの顔が店舗によって違う」とツイッターで話題に。そんな中で、店舗によってはプレ販売をストップするところが出た、という情報が飛び込んできた。
もっとも運営会社によれば、16日からの本販売は予定通り行うという。
ダスキン「各店舗で厳しく指導はしております」
「Yahoo!リアルタイム検索」を使って「ピカチュウドーナツ」と検索すると、11月11日は1万4000件超、12日は1万件超の投稿がされている。ところが編集部で確認したところ、12日夜ごろから、ツイッターでは「ピカチュウドーナツ」が販売停止しているとの噂が広まり始めていた。
「うわーん、ピカチュウドーナツ、(中略)一時販売停止...」
「ミスドなうですが、先行販売のピカチュウドーナツ、(中略)、販売停止だそうです」
13日にミスタードーナツを運営する「ダスキン」を取材したところ、「ピカチュウドーナツ」の販売停止については明言しなかったが、
「規定外の商品にならないよう、各店舗で厳しく指導はしております」
「今回の件に限らず、場合によってはお休みをいただく場合はあります」
と回答。いつまで販売停止にするのかや、その理由も明らかではないが、16日の本販売は予定通り行うとのことだった。
実際にプレ販売を行っている店舗に問い合わせたところ、ある店舗では「本日は販売を中止しております」との回答が得られた。
いったい何があったのだろうか。
お店ごとに「手作り」なので?
ピカチュウドーナツは、顔の黄色部分はふんわりとした食感のイースト生地にバナナ風味のチョコをコーティング、耳の部分はチョコレートでコーティングし、赤くて丸いチョコレート(頬部分)や目の形をしたチョコレートを用いて「ピカチュウ」を表現した。
プレ販売がスタートすると、さっそくピカチュウドーナツの写真をツイッターにアップする人が相次いだのだが、その顔には微妙な差が。プレスリリースの写真通りに本物そっくりに、かわいらしく仕上がったものもあれば、ちょっと「個性的」な顔立ちのピカチュウも......。その違いを面白がる人が続出し、「ねとらぼ」などのニュースサイトでも取り上げられていた。
J-CASTニュースは12日にもダスキンに取材を申し込んでいたが、正式な発売前であることから「ドーナツは手作りで作っております」と回答するに留めていた。
ツイッター上では、一部店舗でのプレ販売中止とこの一件を結び付ける向きもあるが、詳細は不明だ。
とはいえユーザーからは「各店舗ごとに表情豊かと噂のピカチュウドーナツが食べたいです!」との声もあり、「顔の違い」を楽しんでいる人が多数派のようだ。16日からの正式発売を待ちたい。