後の夫人が支えた現地生活
そのデビュー戦を観戦していたのが、後の和毅の夫人となるシルセさんだった。ボクシングファンで自身もボクシングをやっていたシルセさんと和毅はすぐに打ち解け、家族ぐるみの付き合いが始まった。
以降、シルセさんがメキシコでの生活を全面的にサポートし、和毅のスペイン語も日々上達し、今ではネイティブ並みに話せるようになった。和毅がメキシコでプロデビューを飾った際にメディアから付けられたニックネームは、メキシコの少年を意味する「エルメヒカニート」だった。
12年前、アマチュアのデビュー戦となる当日のこと。会場に向けて出発する間際、和毅は「もう一度だけ」といって宿舎に戻った。和毅が食い入るようにして見るパソコンの画面に映っていたのは、やはりレナードだった。
(J-CASTニュ-ス編集部 木村直樹)