「インド」に翻弄されるスズキ株価 それでも未来は明るい?

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インドの成長力なお続きそう

   2日の終値も前日比2.5%(142円)安の5501円まで戻しており、「売られすぎでむしろ買い場」と判断した投資家も多かったとみられる。とはいえ、その後も2日終値(5501円)を下回ることが多く、上場来高値(7680円)をつけた8月7日のころのような勢いはみられない。

   国内外の証券各社は夏以降、スズキの目標株価を引き下げているが、おおむね強気の格付けを据え置いており、インドの成長力やスズキの底力を高く評価しているようだ。野村証券も1日付のリポートで「中期的にインドやパキスタンの自動車市場が大きく拡大するとの見方に変化はない」と記した。10月のインドの新車販売が前年同月比6%増と4カ月ぶりにプラスに転じるなど明るい材料も出ている。株価は足元のインドの経済指標などをにらんだ展開になりそうだ。

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