人気バラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)が放送した「ラオスの『橋祭り』」が「デッチ上げ」だったと報じられた問題について、ダウンタウンの松本人志さんは2018年11月11日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、「写真で(宮川)大輔が使われるのが、ちょっとかわいそう」と、問題の企画に出演したお笑いタレント・宮川大輔さんに同情を示した。
HKT48の指原莉乃さんも「突撃されても、こっちもそれ今知ってビックリだし、という話」と、週刊文春の直撃を受けた宮川さんの心境を慮った。
「突撃されるのは大輔さん」
松本さんは2018年11月11日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。「イッテQ」のヤラセ疑惑は8日発売の週刊文春11月11日号が報じ、ラオスの「橋祭り」として放送された祭りが実際には存在せず、番組側が場所を借りて企画・開催したものだったとしていた。
一方の日本テレビは8日、「橋祭り」について「現地からの提案を受けて成立したもので、番組サイドで企画したり、セットなどを設置した事実はな(い)」とのコメントを発表。ただ、撮影された会場では初開催だったとし「放送では毎年行われているかのような、誤解を招く表現となりました」としている。
松本さんが気にしたのは、企画にメインで出演していた宮川さんのことだった。疑惑についてコメントを求められると、
「ニュースになった時に、写真で大輔が使われるのが、ちょっとかわいそうかなと思いますよね」
と神妙な面持ちで述べたのだ。
「イッテQ」が放送した「橋祭り」は自転車に乗って障害物を避けながら細い橋を渡る催しとなっており、これに挑戦したのが宮川さん。コーナーの「顔」であり、週刊文春でもデカデカと顔写真が掲載されている。
同情を示したのは松本さんだけではない。「ワイドナショー」ではHKT48の指原莉乃さんも出演し、自身が同様の企画に参加した場合を仮定しながら、「もし自分が出ている側、ロケしている側だったら、絶対それが実際に行われていた祭りかどうかは分からないじゃないですか」と指摘。その上で、
「だけど突撃されるのは大輔さんなわけじゃないですか。そんなの突撃されても、こっちもそれ今知ってビックリだし、という話で。ちょっとかわいそうです」
と宮川さんを擁護していた。