ナツメ社の回答は...
パロディーの広がりはツイッターにとどまらない。「支離滅裂な思考・発言をしている人ジェネレーター」というサイトが現れたり、人気カメラアプリのフレームとして利用できるようになっていたりもしている。
J-CASTニュースは11月8日、「9月の注意喚起後、現在まで続く状況をどう考えるか」「注意喚起文以外に何か具体的な対応をしているか」などについてナツメ社に取材を申し込んだが、
「『心の病と精神医学』の件についての現状、弊社の対応といたしましては、ホームページにアップしたコメントの通りです。ご質問についても、これ以上お応えできることはございません。ご理解のほど、何卒よろしくお願いいたします」
との回答だった。
『図解雑学「心の病と精神医学」』の「はじめに」の中で、著者・影山任佐氏は同書について「心の病と精神医学に関する基本と応用領域について重要な点をまとめ(中略)できるだけ簡明に述べよう」としたものだと紹介。「『精神科患者』という言葉にまつわる偏見が、一刻も早くなくなることを期待したい」との願いも込めていた。