「支離滅裂な思考・発言」パロディー、版元注意もやまず 「控えよう」呼びかけにも悪ふざけ

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「使うなって声明だしたら余計に使いますに決まってるやん」

   「ブーム」のような現象であるため、パロディー画像の全体的な投稿数は徐々に減少しているようだが、なかなか収束しない。上記ツイッター投稿はナツメ社の発表から1か月以上経っているが、リプライ欄にはパロディー画像を投稿するユーザーが相次いでいる。

   たとえば吹き出しに「『支離滅裂な思考・発言』の素材使うのやめますね」と書き込んだ画像や、ナツメ社の注意喚起文を張り付けた画像など、パロディーが20件は確認できる。また、「このご時世、使うなってせいめいだしたら余計に使いますに決まってるやん」「フリ?だよね?」「これくらい許して、どうぞ」などと真に受けていないリプライも寄せられた。

   ただ、ナツメ社の注意喚起が「患者やその家族への配慮」を求めるものであるため、

「統合失調症と闘っている患者と家族がいるんだから、『支離滅裂な思考・発言』コラの使用は慎んでくれっていう旨のツイートにこういうリプしてるやつら本当に胸糞悪い」 「このリプ欄でも分かるがキッズは注意したところで止めないし、沈静化するのを待つしかないだろうな」

と、そのメッセージを受け止めたり、過熱するパロディー投稿に不快感を示したりする向きもある。

   冒頭の投稿に限らずツイッター上では、

「出版社からコメントが出されています。SNSの『拡散力』は恐ろしいものです。使用は控える配慮が必要ですね」
「例の『支離滅裂な思考・発言』について権利元から苦言が呈されています 今後はオープンなネット上で、本件に関する安易なパロディを公開するのは控えましょう」

といった呼びかけが、11月に入ってからも様々なユーザーからなされている。

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