「戦力外」「自由契約」組もリストアップ
前出の球団関係者は「フロントが新体制となって補強についての考え方もだいぶ変わってきた。ある程度の金額は許されるムードがある。だが、それはFAと新外国人に限ってのこと。その他の補強に関しては、それほど出すつもりはないでしょう」と、戦力外選手に大金をつぎ込むことはないと指摘した。
阪神はこの2選手の他にも他球団を戦力外、自由契約となった選手を積極的にリストアップし調査していく方針で、今月13日にタマホームスタジアム筑後で予定される合同トライアウトにも編成担当を派遣し、あらゆる可能性を模索していく。
現在、高知・安芸で行われている秋季キャンプの第3クール中に、藤原崇起次期オーナーが視察に訪れる予定で、そこで矢野監督と会談し、FA、新外国人を含む戦力補強に関して最終確認を行うとみられる。