「いや、総合調整は総合調整ですけど...」
こういった状況に、記者からは
「大臣は東京五輪に向けた政府内の総合調整を担当されているということですけれども...この件に関しては総合調整の範囲外ということなんですか?」
という声も出たが、桜田氏は同様の答弁を繰り返した。
「いや、総合調整は総合調整ですけど、そういうことについては範囲外だと思っています。そういうことは外務省だとか官邸だとか、いろいろな面で検討されるべき課題だと思ってますし、その範囲内で我々は総合調整すると認識しています」
さらに質問の事前通告をめぐっては、蓮舫氏は「通告をしています」と反論している。桜田氏は11月9日に予定されている会見で、改めて見解を示す見通しだ。
桜田氏は当選7回で、二階派から入閣。これで、桜田氏よりも先輩で入閣経験がないのは当選8回の山本拓衆院議員のみとなり、桜田氏の入閣は「待機組」処遇の一環だったとの見方が根強い。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)