番組への影響を心配する人たち
しかし、十分に確認しなかったため、この会場で初めて行ったにもかかわらず、「毎年行われているかのような、誤解を招く表現」で放送してしまったと認めた。意図的に隠した事実はないとしたものの、反省すべき点があったとして謝罪した。今後も、祭り企画は続けたいとしている。
日テレの釈明などを伝えるニュースのコメント欄やツイッター上では、番組のあり方を巡って様々な意見が書き込まれている。
吊り下げられて回転する玉などの凝った仕掛けがあったり、祭りの会場で見物人の姿があまり見られなかったりしたことから、「こんな祭りラオスにはなかろう」「確かにこれは日本のバラエティー番組感が強いような気がする」といった指摘があった。
また、「視聴率目当てに外国の文化や伝統を歪曲し、軽んじているなら問題はある」「バラエティだからいい、海外だからいいだけでは済まされない」などと、日テレへの疑問や批判も出た。
一方で、人気番組だけにやらせ疑惑の影響を心配する声が相次いでいる。擁護する向きもあり、「ある程度の誇張や台本があるのはわかってるのでそんなに目くじら立てなくても」「少しくらいは、現地や番組側の演出があってもいいと思う」「現地の人達が一緒に楽しんでるなら良いかな」といった声が漏れていた。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)