中国全土から注目の一戦が...
当時、WBC世界フライ級王者だった内藤選手が、中国・上海で5度目の防衛戦を予定いていた。この世界戦は中国人ボクサーが初めて世界王座に挑戦するという歴史的一戦で、中国全土から注目を浴びていた。
ところが世界戦開催の3日前に致命的な落ち度が発覚。現地のプロモーターが試合に必要な書類手続きをしておらず、中国開催を中止せざるを得ない状況に追い込まれ、急遽日本開催が決まった。
この世界戦はTBSがゴールデンタイムで放送を予定していたため、日程をずらすことが出来なかった。中国開催中止と同時にプロモーターは日本の会場探し及び、熊朝忠選手の来日に必要なビザなどの手配に追われ、かろうじて世界戦が実施された。
RIZINの榊原信行・実行委員長によれば、大みそかの「RIZIN14」はライブ配信が予定されており、今回の騒動による影響が出るのは間違いないだろう。