ファンからは高額移籍金に批判も
絶大なる人気を誇る球団であることも西投手を引き付ける大きな要因となる。テレビ中継などメディアの露出がセ・リーグよりも少ないパ・リーグ生活が長い西投手は、人気球団でのプレーを望んでいるといわれ、これも阪神にマッチする。
条件的には阪神が大きくリードしているが、一方でファンからは高額の移籍金に関して批判の声が上がっているのも事実だ。西投手の実力は認めつつも、球団が用意しているとされる4年20億円には「高すぎる」の声が殺到。入団した際には、熱狂的な阪神ファンを納得させる活躍が求められるだろう。
この日、球団事務所を訪れ正式に書類を提出した西投手は「他のチームの話を聞きたいのが素直な気持ち」とオリックス以外の全球団から話を聞く意志をのぞかせた。
西投手獲得へ多くの好材料が揃う阪神。今月15日に戦いは始まる。