「全体的には大勝利」
そして翌7日の放送。先に触れた安藤氏の前振りに続き、出演者らが着席しての解説が始まった。「予想がはずれた」木村氏の様子について、「木村さん、元気をなくされている様にも見えませんか? そんなことはないですね...」と紹介した。上下院でねじれ現象となる見通しながら、トランプ大統領はツイッターで「Tremendous success tonight. Thank you to all!」(今夜はとてつもない成功だ。<略>)と発信したことにも触れた。
予想との相違について説明を求められた木村氏は、共和党が上院では、開票途中の現段階で既に改選前と同じ議席数を確保し、さらに数議席伸ばしそうだとして、その重要性を指摘、
「共和党は下院で負けても全体的には大勝利」
と、トランプ大統領の「とてつもない成功」に沿うような認識をみせた。また、過去に行われた中間選挙では、大統領選の勝利政党が負ける例が圧倒的に多いが、今回については、
「(それを覆すほどの)隠れトランプがいると思ったが、いなかった」
と分析し、フリップには「ジンクスに勝てず?」と書いた。
中間選挙の結果をうけ、トランプ大統領の対日姿勢に変化はあるのか。木村氏は、トランプ氏は再選をめざし、「日本に厳しくなる」との見立てを披露した。
米CNNサイトによると、11月7日夕(日本時間)現在の議席数は、上院では「民主44―共和51」(残り5)、下院では「民主217-共和197」(残り21)となっている。