NHK札幌放送局は2018年11月2日、オウム真理教の後継団体「アレフ」に関する取材で、同局ディレクターが住民へのインタビュー取材の音声を誤ってアレフ側に送信していたと発表した。文字起こしを外部業者に委託する際、音声ファイルをダウンロードできるURLが入ったメールの宛先を間違えたという。
NHK札幌放送局では、連絡が取れた住民には謝罪し、音声ファイルはシステム上開けないようにする措置を取ったと説明しており、
「関係者のみなさまに深くお詫びいたします。事実関係を詳しく調べた上で、厳正に対処します。また、報道現場での情報の取り扱いを一層厳格にし、再発防止に努めます」
とのコメントを出した。