死去の江波杏子さん、5日前まで収録現場へ 遺作ラジオドラマは12月8日放送

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   突然の訃報に多くの人々が驚いた。女優の江波杏子さんが2018年10月27日に肺気腫で亡くなったことが分かった。11月2日、江波さんの所属事務所が発表した。76歳だった。

   死因の肺気腫について事務所は公式サイトで、「長年患っておりましたが、日常生活には差し障りなく女優業に励んでおりました。現に10月22日(月)まで、NHKのラジオドラマの収録をしておりました」と説明。当該のラジオドラマは同じく公式サイト上で発表されている「FMシアター 罵詈雑言忠臣蔵」とのことで、12月8日にNHK-FMで22時から放送される。

  • 江波杏子さんの所属事務所の公式サイトから
    江波杏子さんの所属事務所の公式サイトから
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江波さんといえば、やはり「女賭博師」シリーズ

   ネット上でも驚きが広がっている。江波さんといえば、初主演作「女の賭場」(1966年公開)が大ヒットとなったほか、1967年からは「女賭博師」シリーズで主演を務めた。このため、訃報を受けてツイッター上では、「えっ?まだまだ若いと思ってたのに」と、驚きを隠せないとする声が多数上がっているほか、江波さん主演の同シリーズのポスター画像を添付して「ご冥福をお祈りします」とツイートするユーザーも。

   また、「最近ではやっぱり #ちりとてちん と #カーネーション 。昭和の名優がいっぱい彼岸へ行ってしまって悲しい」と、近年のテレビでの出演作を挙げつつ江波さんを惜しむ声も上がっているほか、「樹木希林さん、角替和枝さん、江波杏子さん...名優が亡くなってしまう...」と、9月15日に死去した樹木希林さん(享年75)と、江波さんと同じく27日に亡くなった角替和枝さん(享年64)を併せて悼んでのツイートもある。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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