欅坂46が永谷園のお茶漬けのCMに起用され、2018年11月1日に記者発表会が開かれた。
そこで話題になったのが、「お茶漬けに合うトッピングベストワン」。メンバーが「納豆」(渡辺梨加さん=23)、「煮あなご」(菅井友香さん=22)などを勧めるなか、長濱ねるさん(20)が挙げたのは高級珍味の「からすみ」。からすみは酒の肴(さかな)として親しまれることが多く、一見アイドルとは縁遠そうだ。それでも長濱さんがあえて勧める理由は...?
「大人な、お酒の『あて』とかにするイメージ」
からすみは、「このわた」「うに」とともに「日本3大珍味」のひとつとして知られ、ボラの卵巣を塩漬けして天日干しして作る。1600年頃に中国から長崎に伝来し、製造が始まったと考えられている。
司会者から「お、しぶい感じですか?」と聞かれた長濱さんは、自分が長崎出身で、からすみが長崎特産で「大人な、お酒の『あて』とかにするイメージ」で、若年層には身近ではないが、「お茶漬けとかで、からすみを乗せると食べやすくなる」と説明。「はらこ(イクラ)」を挙げた渡邉理佐さん(20)も、
「私も食べたことがないので、すごく気になりました」
と興味津々だった。
誕生日にも「からすみ」プレゼントしてほしい
長濱さんが、からすみへのこだわりを見せるのは今回が初めてではない。18年4月に放送された「踊る! さんま御殿!!」(日本テレビ)で、誕生日に欲しいものを聞かれて挙げたのが「からすみ」。明石家さんまさん(63)が
「それをペンダントにすんの?」
と突っ込むのを必死に否定しながら、
「この間初めて食べる機会があって、すっごくおいしくて...。買おうと思ったら本当に高いんですよ」
と熱弁していた。
今回の永谷園のキャンペーンでは、専用パッケージの製品に18年夏のアリーナツアーのフォトカードが入ったり、ライブ映像と楽屋でお茶漬けを食べながらくつろぐ様子を収めたCMが流れたりする。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)