韓国外務省「今回の最高裁判決を契機に、政府の立場の様々な検討が行われる」
一方で、韓国外務省の魯圭悳(ノ・ギュドク)報道官は記者会見で、
「政府としては様々な可能性を検討している。今回の判決が、日韓関係に否定的な影響を及ぼさないように日韓両国が知恵を集める必要性を日本側に伝えている」
などと述べるにとどめた。
韓国政府は05年の政府見解で、徴用工の請求権問題は韓国政府が責任を負うべきだとしていた。この立場に変更はないのか、という記者の質問には
「今回の最高裁判決を契機に、政府の立場の様々な検討が行われる」
と述べ、見解を変更する可能性に含みを残している。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)