全損なら約180万円するが、賠償せざるをえないことに
書店の万引きで過去にあったように、男や仲間の顔を晒す行為について、「たとえ真犯人であっても公開は差し控えるべき」との声はあった。しかし、男らを非難する書き込みの方が圧倒的に多く、「酔っ払ってるとしても、言い訳にはなりません」「大人のハロウィンは勘違い野郎が多くてなさけない」といった声が相次いだ。
店が謝罪に来れば被害届を棄却するとしたことについては、「被害届取り下げ必要なし」「きっちり『法の裁き』を受けさせてください」「許したらまた繰り返すだけですよ!」といった意見が次々に寄せられている。
ラーメン店の経営者は10月29日、今回の経緯についてJ-CASTニュースの取材に説明した。
それによると、被害届を28日夜に渋谷署に出したが、29日朝になって、水を流し込んだ男が店に1人で謝罪に訪れた。ツイッター上で騒ぎになって、男の会社の上司も知ることになり、上司に言われて来たという。友人とともに8人でクラブのハロウィンパーティーに参加した後だったそうだ。本人は、「お酒を飲んで酔い過ぎたので、店の前に来たことも覚えていない」と話した。
券売機については、全損の場合は取り替えに180万円ほどするというが、男は、それでも賠償すると話したという。
渋谷署に出した被害届は、その後に取り下げている。店の公式ツイッターでも、経緯を明らかにした。取り下げた理由については、「結局は、お酒が人を変えてしまった。今後は気を付けてほしい」と話した。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)