松本人志、安田さんに「おかえりなさいは当たり前。ただ、道で会ったら文句言いたい」

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   ダウンタウンの松本人志さん(55)が2018年10月28日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、シリアの反政府勢力とみられる武装勢力から解放された安田純平さん(44)帰国後の国内世論についての持論を語った。

   スタジオでは、国際政治学者の三浦瑠麗さん(38)が、安田さんに向けられる「自己責任論」とジャーナリズムのせめぎあいについて説明。「ジャーナリストとは、時に、政府の邪魔をしてでも真実を暴くものである」「(それでも、)政府にはどんな国民でも救出する義務がある」と指摘し、「自己責任論」は妥当ではないとの考えを示した。

  • 松本人志さん(2016年撮影)
    松本人志さん(2016年撮影)
  • 松本人志さん(2016年撮影)

「お笑い芸人もある意味ジャーナリスト」と松本さん

   この意見を聞いた上で松本さんは、

「確かに、いろいろ辛辣な意見もいっぱい聞きますけれども、『お帰りなさい。良かった』てやるのは当たり前で、それは絶対そうだと思いますよ。じゃなかったら日本怖いよね」

と、ともすれば安田さんについて厳しくなりかねない世論をけん制した。また、一方で、それに付け加える形で、

「ただ、安田さんと個人的にたまたま道で会ったらちょっと文句は言いたいと思いますね。でないと、テロ組織と身代金を折半しようとして、テロ組織に参加する奴も出てくるかもしれないから」

と、身代金が支払われた場合(安田さんについては日本政府は支払いを否定)の可能性を危惧。併せて、

「ジャーナリズムって何なんやろうか。ジャーナリズムって、けっこう皆さんうまいこと利用してるところもあるなと思う。我々みたいな芸人はちょっと何かあるとすぐにたたかれるけども、我々もそこそこのジャーナリズムだからね」

と、持論を披露した。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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