扱いが要注意の素材も
関東在住でハンドメイド歴4年という別の女性は、J-CASTニュースの取材に、「作家さん達は材料や道具を自分で用意してデザインを考えて作って、サイトを作り、作品の写真を撮り、説明を考え、売れたら梱包し、宛名を書いて送っています」と、完成してから販売するまでにかかる手間の多さを明かした。こうした作業についても「ハンドメイドを販売する際には重要だと思います。写真の見栄えや説明文の丁寧さに作家さんの人となりが見えるからです。そこまでやってハンドメイド販売が成り立ちます」としている。
取扱いに注意を要するものもある。この女性は、番組でも紹介されたレジンを使用したアクセサリーを主に作っており、
「レジンは素手で触ったり匂いを嗅いだりすると、アレルギーを起こしてしまう可能性があります」
と話す。作業する部屋は換気をし、手袋・マスクを着用した方がいいとして、「気軽に始めたのにアレルギーのせいで今後一切レジン作品が作れないとなったらとても残念です」と呼びかけている。
一方、番組を見たネットユーザーから、材料費と販売価格を比較して「ぼったくり」などといった声が出ていることについては、
「値段を決めるのは作家さんです。その値段で納得出来なければ買わなければ良いと思います。その作家さんの客層に合っていないだけの事です。作品は作家さん、購入者さんの物です。買わない人がとやかく言う事ではないです」
と見解を述べていた。