「失敗して帰ってきたらヒーローじゃない」
さらに橋下氏は、24日の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)の中で玉川徹氏が「『英雄』として迎えないでどうするんですか」などと発言したことにも言及。「英雄ですかね?この状態で」と馳氏に投げかけたほか、自身としても
「あれで色々な情報をバンバン報じてくれたら、そこでヒーローだと思う。失敗して帰ってきたらヒーローじゃない。テレ朝の玉川さん、それは僕は違うと思う」
と反論した。
一方の馳氏は、そもそも自己責任論にまつわる論争に時間を割くこと自体が有意義なものではないと考えており、折に触れて「時間がもったいない」などと述べた。
安田さんが無事だったことについては、橋下氏と同様に「生きていてくれて嬉しい」という立場をとりながらも、安田さんの行動については
「見てる人は皆わかってるんですよ、バカだなぁと。3回も行ってるんだからバカの上塗りと一緒」
と、厳しい表現を使う場面も。自己責任論について議論することを避け、
「そんなことよりも今後の展開、彼が救出されたプロセスを検証して次の展開にいかしていくべき」
などと主張した。
なお安田さんは25日の帰国に当たり、「大変なお騒がせと、ご心配をおかけしました。おかげさまで無事、帰国することができました。可能な限りの説明をする責任があると思っています。折を見て対応させていただきます」とのコメントを発表している。