4年間で16度の退場
タイガースの監督時代には結果を残すことが出来なかったが、選手を「その気」にさせる演出がうまかったという。
タイガースで監督を務めた2014年から4年間で、オースマス氏は16度の退場処分を受けている。エンゼルスの前監督のマイク・ソーシア氏の2014年からのものと比較してみると、ソーシア氏は4年間で退場は11度だった。
メジャーではチームが低迷している時など、選手を奮起させる手法のひとつとして、監督が意図的に退場処分を受けるような行動をすることがあるという。普段は温厚なオースマス氏だけに、このような熱血的な行動はより効果があるのだろう。
前出の元球団職員は、「オースマスは日本でいえば、元ヤクルト監督の古田(敦也)さんとイメージがかぶる。大学出のキャッチャーでインテリ。キャッチャー出身なので、ピッチャーに対する理解もある。大谷君はいい環境で野球が出来ると思います」と話した。