「日本ハムは吉田輝星だと思う」 「指名なし」から一転、金村義明が「一本釣り」予言

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DeNA、西武も狙う?

   日本ハムは11年、巨人入りを熱望していた菅野を強行指名し、巨人と競合のうえ交渉権を勝ち取った(菅野は入団を辞退し浪人)。翌12年には大谷を単独指名して入団にこぎつけ、衝撃を与えた。同球団は「その年のナンバーワン」を指名するという確固たる方針があるのは有名。近年ではこの2選手のほか、10年の斉藤佑樹、17年の清宮幸太郎の指名が記憶に新しい。

   「日本ハムの吉田1位指名」は25日の一部メディアでも報道。その1つ、東京中日スポーツによると、吉村浩ゼネラルマネジャー(GM)はこれまで1位入札について「競合する可能性が高い」としていたのに対し、24日になって「あえてノーコメント」「戦略上の理由で明かしません」と策があることを匂わせている。

   さらにデイリースポーツは、吉村GMが「他球団の情報を確認した上で最終的に絞りました。サプライズはあるかもしれない」と発言したことも報道。吉田獲得に向かっているのではないかと予想している。

   虎視眈々と吉田獲得を狙う球団はまだある。DeNAについては2紙が「吉田1位指名」と予想。先発に左投手がそろう中で、即戦力右腕としての期待を寄せる可能性がある。また、上記のように根尾、小園、藤原ら野手に注目が集まる中、25日にスポーツ報知によれば、西武の渡辺久信シニアディレクター(SD)は「普通に考えたら今年はピッチャー」と発言。リーグ優勝しながらチーム防御率と失点数がリーグワーストだった西武にとって、即戦力投手の補強は急務となっており、同紙は吉田1位指名を予想した。

   ドラフト会議は情報戦の側面がある。「金農フィーバー」の中心選手、吉田は、1位指名なしか、一本釣りか、はたまた競合するのか。

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