自衛隊「小銃持ち歩き」何が問題だったか 制服で隠すなど「配慮」はしていた

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陸自「持ち歩くことについて、取り決めはない」

   陸自北部方面総監部の広報室では、「施設を初めて使用したため、間違って表から入ってしまいました。車の運転手には事前に指示するべきであり、着いてからも通用口がどこにあるのか聞いた方がよかった」と言う。「市民の方を驚かせてしまい、申し訳なかった」と謝罪しており、今後は適切に対応したいという。

   ただ、隊員が小銃を持ち歩くことについて陸自の取り決めはないと説明した。また、正面入口から入ってはいけないとは聞いていなかったとしている。

   小銃持ち歩きについては、北海道新聞が10月23日、朝刊のほかウェブ版でも報じたことがきっかけとなって、ネット上で論議になった。

   持ち歩きへの疑問や批判はあり、「物々しいのは確かだろう」「自衛隊が気を遣うべき」「一人か二人が残りの隊員に小銃を預けて施設に聞きに行けば済む話」といった声が出た。

   一方で、「銃口向けられたわけでもないのに大袈裟」「目くじらたてるようなことでもない」「警察が銃を携行してるときも、クレームを上げるのか」「自衛隊が小銃を持ってなにが悪い」などと、持ち歩きに一定の理解を示す声も多い。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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