下町ロケットで「逆サザエさん症候群」? 日曜夜に「なんか、仕事頑張れそう」

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   俳優の阿部寛さん(54)が主演するドラマ「下町ロケット」(TBS系)が、2話連続で視聴率(関東地区)2桁を達成した。

   作家の池井戸潤氏のベストセラー小説が原作の同ドラマは阿部さん演じる主人公・佃航平率いる町工場「佃製作所」がロケットの部品作りに奮闘する様子を描く。2018年10月21日の第2話では、部品作りのコンペで勝利するも、コンペ主催会社が特許侵害の指摘を受け、コンペ自体の白紙化が懸念される......というものだった。

  • 「下町ロケット」の公式サイトから
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週明けからの仕事が頭に浮かび憂鬱な気分に...

   日曜夜に放送(関東地区など)されたこの第2話の視聴率は12.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。第1話の視聴率は13.9%だった。高視聴率をたたき出しているだけあって、放送終了後にはネット上にドラマへの感想が続々。中でも、第1話と第2話に共通して上がっているのは、「なんか、仕事頑張れそう」「下町ロケット見た次の日は若干仕事のモチベが上がるやつ」など、翌日の仕事に対する意欲が上がったとするものだ。

   日曜日の夕・夜といえば、翌日からの仕事が頭に浮かんで憂鬱な気分になってしまう人も多く、日曜夕に放送される国民的アニメ「サザエさん」(フジテレビ系)の放送になぞらえて「サザエさん症候群」と呼ばれることもある。

   しかし、「下町ロケット」を見た視聴者からは前述のもののほかにも、「素晴らしい内容で仕事への活力をいただきました!」「下町ロケットを思い出して仕事のモチベーション保とう」といった声が次から次へと上がっており、「逆サザエさん症候群」とでも言うべき様相を呈している。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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