NHK Eテレで放送されている子供向け番組「シャキーン!」にミュージシャンの向井秀徳さんとロックバンド「人間椅子」の鈴木研一さんが出演した。
2人は「サウンドファイターズ」という楽器で紙相撲をするコーナーに登場。子供たちは大喜びかと思いきや、2人のあまりの迫力に......
「音の力」で紙相撲
向井さんはロックバンド「ZAZEN BOYS」のボーカル兼ギターを務めるほか、映画「少年メリケンサック」といった映画音楽制作など幅広い活動を行っている。また、ライブ中にビールをのどに流し込むなど大の酒豪としても知られている。
鈴木さんはロックバンド「人間椅子」のベースギターを担当。1989年、TBS系列で放送されていた「三宅裕司のいかすバンド天国」への出演をきっかけに知名度を高めた。スキンヘッドで顔と頭部を白塗りにし、デビュー当時はねずみ男の衣装、現在では和服を着用しており、常にビジュアル面で強烈なインパクトを残してきた。卓越した演奏技術を持つことでも知られている。
この2人が出演したのは2018年10月22日に放送されたNHK Eテレの子ども向け番組「シャキーン!」のサウンドファイターズというミュージシャンが音の力でファイター(紙相撲の人形)を操りバトルをするコーナーだ。
紙相撲はスピーカーが埋め込まれた特殊な台の上で行われ、向井さんはギター、鈴木さんはベースギターを手に対戦した。
紙相撲が始まると、向井さんは細かく少しずつ音を出すのに対して、鈴木さんは早いテンポで持続的に音を出し続けている展開。その後、向井さんの人形は体制を崩したが、鈴木さんの人形の脇を取り、畳み掛けるように攻め立てて、勝利を収めた。
「朝から地上波で流していいものなの?」
放送されると彼らのファンである大人たちがツイッター上でコメントした。
「NHKでThis is 向井秀徳キター」
「向井さんと人間椅子って朝から地上波で流していいものなの?」
「朝っぱらから向井秀徳と鈴木研一が出てきた。濃いぜ...」
あまりの盛り上がりぶりに「向井秀徳」、「人間椅子」がそれぞれツイッターのトレンド入りも果たした。
一方、番組の本来のターゲットである子どもの反応も保護者を通じてツイッターに寄せられ、
「向井秀徳vs鈴木研一、娘大泣き」
「人間椅子の坊主の人出てて、子どもが『えっ...なんか怖い』って若干ひいてた」
「ミスターアクシデントで楽しそうに踊ってた息子、人間椅子の鈴木氏見て、突然泣いて暴れ始めた」
この対戦の模様は26日に再放送される。
(J-CASTニュース編集部 大山雄也)