「最後の最後まで頼りない4番で申し訳ありません」―。プロ野球・北海道日本ハムファイターズの中田翔選手がインスタグラムで、パ・リーグCS(クライマックスシリーズ)敗退の悔しさをあらわにした。
中田選手は国内に加えて海外FA(フリーエージェント)権も取得している。ファンからは残留を望む声が多数寄せられている。
「また一から頑張ります!!」
2018年10月21日夜、中田選手はインスタグラムを更新し、「皆さんの応援のお陰で勇気、元気をもらいました!本当に感謝してます!」と、1年間応援してくれたファンに感謝を述べた。
日本ハムは今季、昨季から2つ順位をあげてリーグ3位。2年ぶりの日本一を目指したが、10月15日に福岡ソフトバンクホークスに破れ、1勝2敗でCSファーストステージでの敗退となった。
「最後は皆さんの期待に応える事ができず悔しい思いです!最後の最後まで頼りない4番で申し訳ありません。また一から頑張ります!!」
中田選手の今シーズンの成績は、打率2割6分5厘、ホームラン25本、打点106。だが、CSではヒット1本、打点0と奮わなかった。それでもシーズンを通してのチームへの貢献に、ファンから期待の声は大きいようだ。コメント欄には残留の望む声が相次いでいる。
「頼れるキャプテン、来期もチームをしっかり牽引して強いFIGHTERSへ導いて下さい」「来シーズンもファイターズ4番、中田さんの応援ができることを楽しみにしています!」「ファイターズには大将が必要」...
中田選手は2017年に国内FA権を取得したが、行使せずに残留した。その理由のひとつに「ファンからの期待」を挙げていた。今オフにFA権を行使するか否かについては、はっきりとしていない。今後の言動に注目が集まる。