「積木くずし」著者で俳優の穂積隆信さん死去 「バック・トゥ・ザ・フューチャーのドクのイメージ」との追悼の声も

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   ベストセラーでドラマにもなった「積木くずし」の作者で俳優の穂積隆信(本名・鈴木隆信)さんが2018年10月19日、胆のうがんのため亡くなった。87歳だった。

   穂積さんは声優としても活躍し、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の「ドク」役の吹き替え(テレビ朝日版)などでも知られる。ツイッターには追悼の声が相次いでいる。

  • 穂積隆信さんの「続編」著書『積木 その後の娘と私たち』
    穂積隆信さんの「続編」著書『積木 その後の娘と私たち』
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「衝撃的でしたよね...積木くずし」

   静岡県出身。俳優座養成所を経て、テレビドラマや映画で活躍。1972年の学園ドラマ「飛び出せ!青春」(日本テレビ系)などへ出演した。82年、非行に走る娘との葛藤の実話を描いた『積木くずし』はベストセラーとなり、翌年にTBS系で連続ドラマ化されると、最終回で45.3%(関東地区)の視聴率を記録するほどの話題となった。その後、映画や続編ドラマもつくられた。

   声優としても活躍し、劇場版アニメ「名探偵コナン 紺碧の棺」(2007年)の民宿経営者役も演じている。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の吹き替え(テレビ朝日版)のクリストファー・ロイド演じる「ドク」役としても親しまれた。

   朝日新聞(ネット版)など各メディアが20日朝、訃報のニュースを報じると、ツイッターには

「衝撃的でしたよね...積木くずし。ご冥福をお祈りします」
「積木くずしよりバック・トゥ・ザ・フューチャーのドクのイメージでしたなぁ。(略)ご冥福をお祈りします」

   などと追悼の声が相次いでいた。

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