「ミサイル落下情報 『ここで出よ』」もあり得る
実際、本物の「ミサイル発射情報あり」表示を見た場合、ドライバーはどうすればいいのか。NEXCO中日本広報室によると、「発射情報あり」は、ミサイルが発射されたという第1段階での情報であり、落下予測地点などは不明。このため、「ラジオなどによる情報収集を」といった注意喚起の意味合いをもつ表示だ、ということになる。
それでは、もし落下予測地点が該当の高速道路付近だと絞り込まれた場合はどうなるのか。そういう情報が入り次第、「ミサイル落下情報 『ここで出よ』」と、最寄りのインターチェンジから一般道へ降りるよう促す表示が行われるそうだ。
でも、「最寄りのインターチェンジ」がまだ遠かったら?この質問には、「内閣官房 国民保護ポータルサイト」の中にある「弾道ミサイル落下時の行動に関するQ&A」が参考になりそうだ。
「高速道路を通行している時など、車から出ると危険な場合には、車を安全な場所に止め、車内で姿勢を低くして、行政からの指示があるまで待機してください」
とある。
今回の誤表示をうけたツイッターの中には、
「(ミサイル発射の表示を)突然見たら恐いだろーなぁ」
といった声もあった。心の準備は必要なようだ。