「天然」キャラで引っ張りだこの元サッカー女子日本代表・丸山桂里奈さん(35)が、ロシア・ワールドカップ(W杯)に際して外国を訪れた際の独特なエピソードを明かした。
丸山さんは2018年10月18日、東京都内で行われた国内外宿泊予約サイト「ブッキングドットコム」のイベントに出席。サイトのサービスにちなみ、「最近訪れた海外」の話題を展開する中で、元サッカー選手ならでは(?)の話が飛び出した。
「『ボールは友達』ですから」
丸山さんは6~7月のロシアW杯の前、「事前視察」のために日本のグループリーグ対戦国・コロンビアを訪れていたという。「コロンビアってコーヒー豆のイメージじゃないですか? でもそれだけじゃなくて、街並みもキレイなんです」と現地の感想を述べると、
「私、街の中をドリブルして行ったんですけど、ドリブルすると周りの人がボールを取りに来る。それくらいサッカーの文化が根付いてるんだなと感じました!」
とエピソードを披露。日本ではあまり見慣れない「街中でのドリブル」について聞かれ、
「『ボールは友達』ですから。海外に行くとボールを持っていってドリブルするんですよ。その食いつきは、コロンビアが一番でしたね。はい」
と、漫画『キャプテン翼』の名言を引き合いに。外国へ行くたびにドリブルしているようだ。イベントに共に出席したデヴィ夫人(78)は、「びっくりしました。ははは。街中で」と驚いた。
元「なでしこジャパン」の一員として海外を飛び回っていた丸山さんは、宿泊先を選ぶにあたって「譲れないこと」があるという。
「ベッドの足元に布(編注:ベッドスローと思われる)があるところじゃないと泊まらないですね。部屋に入ったら、靴を履きながらすぐに休みたい。靴は一心同体じゃないですか。私、サッカー選手だったので。なんていうんですかね、足から靴がつながってるイメージです」
スリッパに履き替える前にとりあえずベッドで休みたいのだという。「そこに靴をのせる喜び。第一声といいますか、入って始めに靴をのせたい」とこだわっている。