タレントの松尾貴史さん(58)が2018年10月17日、同日夜に放送されるドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系列)に関連して、ビールの注ぎ方を練習するとツイッターで誓った。
松尾さんは同ドラマでは、女優の新垣結衣さん(30)が演じる主人公行きつけのクラフトビール店の店主役を務めており、10日放送の第1回では、松尾さんがビールを注ぐシーンがビール好きの視聴者の間で話題になった。
ビールの泡が少ない!?
その松尾さんは17日更新のツイッターで、
「ある方が #けもなれ でのビールの継ぎ方を練習してほしいと呟いておられました。気張ります。泡の量が多い少ない、という事なのかと想像しています。実は泡の量に関しては現場で、それぞれ想定されているビールの種類やシチュエーションに応じて指定(スタッフが毎度メジャーで測ったり)があります」
とツイート。第1回の放送では松尾さんが注いだビールについて、「おいしそうだ」との声が続々とネット上に上がったが、その一方で、グラスに注がれたビールの泡が少ないとする意見が散見されていた。
ビールの泡の量はビールのおいしさに影響するのか
松尾さんが反省したビールの泡の少なさだが、やはり、ある程度の量はあったほうがおいしく飲めるのか。クラフトビールの普及などに尽力する「日本地ビール協会」に疑問をぶつけてみた。
まず、泡が少ないとする意見については、
「泡について『少ない』『多い』の基準はありません。7対3などと言われるのは大手ビールメーカーによる宣伝の成果です」
との回答を得た。また、ビールによっては全く泡が立たないものもあるということで、
「無理に泡を増やしたり、減らしたりすることはビールの風味を損なう可能性がありますので、そのビールを注ぐ際に自然に発生する泡でお飲みいただくことがよろしいかと思います」
ということだった。
また、泡が持つ機能については、
「泡が蓋になることで、ビールを飲んでいる間の劣化(主に酸化)を遅らせる=劣化によって風味が損なわれることを遅らせる機能はあります」
とのことだった。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)