「店を利用しなければ、プライバシーは守られる」
もっとも、客の顔も見えてしまうため、「プライバシーの問題もあるだろう」「肖像権だかなんだかそういうのは大丈夫なのかとか気になって」「売り場をライブ配信するような店には行きたくない...」といった声も一部で出ていた。
こうした心配の声について、伊藤慶店長は10月15日、次のようにJ-CASTニュースの取材に説明した。
「公共施設ではなくお店ですので、うちを利用しなければプライバシーは守られます。ツイッターなどで誰かが客を晒す行為をすれば叩かれますし、ラインのグループなどでも、ライブ配信を悪用した人の責任になると思います。実際、プライバシーや肖像権の侵害を訴えられたお客さまは、これまでに出ておりません」
渋谷のスクランブル交差点に設置された定点カメラが人気だったため、2017年に店でも試しにやると多くの人に視聴された。これをきっかけに、店の在庫確認にも便利だろうと考えて、18年9月上旬からライブ配信を始めたそうだ。
その結果、1日に3、4件あった万引きもほぼゼロになるという副次的効果も生まれた。今後についても、ライブ配信を続けていくと言っている。
なお、公共放送と同じ「NHK」をチャンネル名に使ったことについては、「ジョークであることは一目瞭然ですので、誤解されることはないと思います」としている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)