トヨタ・ソフバン連合の「実力」 移動サービスめぐる世界バトルの行方

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世界規模での合従連衡が進む

   ソフトバンクは、車載情報機器や先進運転支援システムに長けた半導体設計大手、英アーム・ホールディングスを傘下に抱える。自動運転向けの画像処理半導体で世界をリードする米エヌビディアの大株主でもある。つまり、次世代移動サービスのカギとなる技術、サービスの多くを間接的に手にしているのだ。

   次世代の移動サービスを巡っては、世界規模での企業の合従連衡が進む。10月3日には米ゼネラル・モーターズ(GM)とホンダがライドシェアなど自動運転技術で提携すると発表。日産自動車はディー・エヌ・エー(DeNA)と組み、実証実験を行う。欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は米グーグル系のウェイモと提携。ウェイモは、既に地球14周分に相当する公道試験を実施し、近く自動運転車を使ったサービスを披露する予定だ。

   トヨタとソフトバンクによる「日本連合」がどんなポジションにつくのか、注目される。

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