「『本当はこうですよ』と言う義務がある」
舛添氏をめぐっては、政治とカネの問題が16年3月に浮上した後、都議会やメディアが連日追及。批判は約3か月に渡り、当初頑なに辞職を拒んでいた舛添氏だったが、同6月に都知事不信任決議案が提出され、辞職した。
政治資金で絵画や掛け軸を買うなど一連の疑惑を受け、「ケチ」「セコい」といった強烈なイメージが広がることになった舛添氏。それから約2年半が経ち、今回の豊洲市場開場にあたって連日メディアに出演しているが、意見を述べるとツイッターなどでは「舛添さん お前が言うなって」「つべこべ言える立場か?」といった声が今なおあがる。
そんな舛添氏は番組で、辛坊氏の問いかけに対し、
「それはもうしっかりと反省すべきはして、しかし私は都知事時代のいろんな情報を持っていますから、国民にしっかり、『本当はこうですよ』と言う義務がある。なので、ここに出てきて申し上げているということです。『充電』の日々を送ってきました」
と答えていた。「今後、政治は?」と政界再進出について問われると、「心身ともに現役で若いですから、いろんなことに挑戦してみたいと思っています」と話していた。