「若い人も来やすいように、敷居をなるべく下げる」
こうした知恩院のイメージを打ち破るような「攻め」の姿勢に、ツイッターでは、「静かで厳格なイメージだったんだけどw」、「うーなんかこれ知恩院の雰囲気ぢゃない...。まぁいいけど」と言った声があがっている。
磯部さんによると知恩院の中でも、ストレートな批判こそないが、「大丈夫か?」といった不安の声はあったという。それらを踏まえたうえで、磯部さんは、
「若い人も来やすいように敷居をなるべく下げて、来てもらったら仏教にまつわるお話を聞いてもらい、信仰の大切な部分を感じ取ってもらいたいです」
と話している。磯部さんは、気軽に行って僧侶の話が聞けるということを「強みにしたい」と意気込んだ。
2017年からはプロモーションビデオの作成を始めた。2018年から始めたインスタグラム企画では、「#ナムい」というハッシュタグをつけてライトアップの様子を投稿すると、何かが起こるという。何が起きるかは10月末ごろに発表する予定だ。