「ほかの開いている踏切まで迂回してもらうことになる」
その結果、踏切の安全確認に時間がかかり、遮断機の棒を取り替えて、復旧したのが午前9時8分になった。
このトラブルで、両毛、上越両線などJRの6路線で、上下線13本が運休(区間運休も含む)し、67本に最大で102分の遅れが出た。計約2万9000人にも影響したという。
待ち切れない人が踏切内に入ったことについて、高崎支社の広報担当者は、「電車が止まっていて、遮断機の棒が上がらないときも、踏切内に入ることはできません。ほかの開いている踏切まで迂回してもらうことになります」と言っている。
群馬県警の高崎署は10月12日、遮断機の棒が折れ曲がっていたことについて、車による当て逃げ事件とみて捜査していることを取材に明らかにした。目撃情報はまだ把握していないという。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)