ケンシロウまさかの6位! 「北斗の拳」人気投票の意外な結果...なぜ?1位は?

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   1位・ラオウ、2位・レイ、3位・サウザー――漫画「北斗の拳」35周年を記念して行われたキャラクター人気投票の結果に、ちょっとした驚きが広がっている。

   主人公・ケンシロウが五傑入りを逃す一方、ベスト20には原作ファンからするとちょっと意外なキャラの名も。いったい何が? 「月刊コミックゼノン」発行元のノース・スター・ピクチャーズに取材すると......。世代を超えて続く「北斗」人気、その秘密の一端が見えてきた。

  • 主人公・ケンシロウは惜しくも6位。その理由は?(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983
    主人公・ケンシロウは惜しくも6位。その理由は?(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983
  • 堂々の1位はラオウ。大人になったファンたちも憧れる(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983
    堂々の1位はラオウ。大人になったファンたちも憧れる(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983
  • 3位に躍進したサウザー。「イチゴ味」効果もあって「女性票も多かったのでは」(担当者)(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983
    3位に躍進したサウザー。「イチゴ味」効果もあって「女性票も多かったのでは」(担当者)(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983
  • まさかの上位?ターバンの少年。原作ではサウザーの足を刺すだけの出番だが、「イチゴ味」では大活躍中(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983
    まさかの上位?ターバンの少年。原作ではサウザーの足を刺すだけの出番だが、「イチゴ味」では大活躍中(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983
  • 主人公・ケンシロウは惜しくも6位。その理由は?(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983
  • 堂々の1位はラオウ。大人になったファンたちも憧れる(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983
  • 3位に躍進したサウザー。「イチゴ味」効果もあって「女性票も多かったのでは」(担当者)(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983
  • まさかの上位?ターバンの少年。原作ではサウザーの足を刺すだけの出番だが、「イチゴ味」では大活躍中(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983

ジュウザの方が一枚上に

   「北斗の拳 国民総選挙」と題したこの人気投票は、「週刊少年ジャンプ」での連載開始(1983年)から、35年を迎えたことを記念して実施されたものだ。投票は2018年7~8月にかけてサイト上で受け付け、ケンシロウら主要人物はもちろんのこと、一瞬で敗北したザコ敵や、「ジャギの石像の前で埋められ命乞いをする男」のような名もなき群衆まで、総勢175キャラがエントリーした。連載中、ジャンプ誌上で小規模に実施されたものを除けば、公式による本格的なキャラクター投票は初の試みという。

   注目したいのはその結果である。1位は、「世紀末覇者拳王」として覇道を突き進み、ケンシロウと死闘を繰り広げたラオウ。2位には、南斗水鳥拳の伝承者で、ケンシロウとともに戦ったレイ。続いて、「聖帝」を名乗りケンシロウを追い詰めた、南斗鳳凰拳のサウザーが3位にランクインする。

   あれ、ケンシロウは?――とランキングを追うと、まさかの6位に。南斗五車星・雲のジュウザ(5位)にさえ一歩遅れを取る。「月刊コミックゼノン」11月号に掲載されたこの結果がネット上で拡散されると、「意外」の声が続出、「どんまいケンシロウ!」「主人公なのに...」といった書き込みも相次いだ。

   「ゼノン」発行元のノース・スター・ピクチャーズ(東京都)の広報担当者は、こう分析する。

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