コーチ強化のDeNA、一方阪神は...
また、10日付の日刊スポーツは、DeNAが来季、チーム生え抜きの三浦大輔氏を1軍投手コーチに招へいすると報じている。三浦氏は2016年に選手兼コーチとして若手の指導に当たっており、投手陣との信頼関係がある。今季、低迷した投手陣のテコ入れには不可欠な人材だ。
一方の阪神は、金本監督が掲げる若手育成の成果が見られず、いまだ打線は糸井、福留のベテラン勢に頼ったまま。ドラフトで獲得した選手も即戦力として機能しておらず、2軍から上がってきた選手はレギュラーに定着出来ないでいる。
ヘッドコーチをはじめとするスタッフ陣を一新する構想がスポーツ各紙で報じられているが、現時点でコーチ陣の大幅な入れ替えは発表されておらず、貧打の戦犯として突き上げられている片岡1軍打撃コーチは2軍監督として残留する見通しだ。
来季は優勝を狙える選手とスタッフで臨むDeNAと、明るい材料に乏しい阪神。ともに監督4年目を迎えることになるだろうラミレス監督と金本監督。その明暗は今から見え始めている。