ツイッター再開のベッキー、今から抱えるリスクとは? 専門家に聞いた

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   2018年10月8日、タレントのベッキーさんが2016年1月から休止していたツイッターを再開した。再開に際し、ベッキーさんはそれまでのツイートを消去。新たな「第1声」は「さてと。またはじめてみようかな。おひさしぶりです」というものだ。

   再開の理由についてベッキーさんは、すでに運用を再開していたインスタグラムで同日放送の生放送に言及し、「MCをやらせていただきます。それに伴い、本日からツイッターを再開しました」としている。ベッキーさんがツイッターを休止したのは、ロックバンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音さん(29)との不倫騒動を受けてのことで、再開までに約2年9ヶ月を要したことになる。

  • ベッキーさん(2017年撮影)
    ベッキーさん(2017年撮影)
  • ベッキーさん(2017年撮影)

今後、炎上を避けるための秘策とは

   再開を受け、ベッキーさんのツイッターアカウントにはファンからの「ベッキーおかえり 待ってたよお」など、ツイッター再開を歓迎する声が殺到。その一方で、ベッキーさんのツイッター再開を報じるニュースを転載したネット掲示板のスレッドへの書き込みは、「なんでもう赦されたことになってるんだよ」など、相変わらず辛辣なものが多い。

   炎上の危険が常にある状態でツイッターを運用していくことになりそうだが、このような書き込みを行う人たちの怒りを買わずにツイートをしていくにはどのような点に気を付ければ良いか。ITジャーナリストの井上トシユキ氏は以下のように指摘する。

「社会的、政治的内容のツイートは極力控えるべきです。これらの内容を含むツイートは何かしらの難癖を付けることができるので非常に危険です。『自分の半径1メートル』と言ってはなんですが、本当に身近なことをツイートしていけば炎上は避けられるでしょう」

   ただ、身近なツイートが常に安全とは限らないという。

「大地震の直後などには身近なツイートも『空気を読んでいない』との批判を受けるので、そういう時はより一層の注意が必要です。また、身近な内容とはいえ、自身の誕生日パーティーの様子など祝い事についてツイートする際は要注意です。会場を撮影した写真に高価なプレゼントが写り込んでいたり、高級レストランでパーティーを開いていたりすると、『リア充自慢』と取られて炎上してしまいます」

   また、ツイッター再開に際し、ベッキーさんがそれまでのツイートを全て削除したのもリスク管理の1つだという。

「『あの時、お前はこう言った』という蒸し返しや揚げ足取りを回避するためです。また、再出発であることを示す意図もあるでしょう」

   そのベッキーさんの以前のツイートといえば、「今日も1日、自分の歩幅で」「今日も1日、れいせいに」「今日も1日、ゆったりいきましょう」など、自分への教訓めいた言葉が多かったが、これも避けた方が良いという。

「自分自身への言葉は、『自分の気持ちさえ穏やかなら良いのか』という反発を招きやすいのです。このような言葉は控え、ファンを気遣う言葉をツイートしていけば炎上のリスクを減らしていけるでしょう」

   難癖を付けてくる人たちと渡り合うには、1にも2にも慎重さが肝要なようだ。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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