暴行事件、貴ノ岩は「口封じされた」 相撲記者が暴露発言

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貴ノ岩は元貴乃花親方に虚偽の説明

   事件現場には横綱・白鵬や鶴竜らが同席していた。事件を調査した協会危機管理委員会の認定事実からは、貴ノ岩が同席者から「口封じ」されたことは伺えない。むしろ、貴ノ岩は「騒ぎを大きくしたくなかった。告げ口は男らしくないと思った」と自発的と取れる考えから、元貴乃花親方に「階段から落ちてケガをした」と虚偽の説明をした、と報告されている。

   暴行傷害事件を機に、協会のガバナンス欠如を訴えて元貴乃花親方が3月、内閣府に提出した「告発状」は、同親方の弟子の不祥事とタイミングが重なり、既に取り下げられた。同親方は協会を退職し、その検証はなされないままだ。

   元貴乃花親方は9月25日の引退表明会見で、協会役員から「告発状の内容は事実無根だと認めるよう、繰り返し要請を受けた」と圧力があり、事実無根と認めることが、協会が全親方に義務付ける「一門所属」の条件とされたことを明かした。だが、同親方は「真実は曲げられない」として要請を断固拒否し、引退決断に至った。大隅氏が推測するように、「口封じ」をめぐる記述はあったのか。

   今回の大隅氏の発言に、ツイッターやネット掲示板では「誰が口封じしたのか? 誰が、いつ、何処で? 裁判で証言して欲しい」「そうだろ、口封じでダイジョブだというために稽古続けろとかさせてたんだろ」などと信じる声も多いが、一方で「おまえはその場に居たのか?」と懐疑的な声も出ている。

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