ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOの前澤友作社長(42)が、自らに批判的な書き込みをする、いわゆる「アンチ」に反応すべきかをツイッターで投票してもらったところ、10万票以上が集まった。
最終結果は近く出る見通しだが、「スルー」派と「反応」派では、どちらが多かったのだろうか。
「反応しちゃう俺はもっとPOISON!」とつぶやいたが...
「自分で買ったヴァイオリンを自分で弾いただけで批判される」
「月行った時にロケット爆発しちゃえばいいのにとか言う」
前澤友作氏は2018年10月6日、こうしたアンチの書き込みがあるとして、反町隆史さん(44)の曲の歌詞をもじって「POISON!」とツイートした。さらに、「なんやかんや反応しちゃう俺はもっとPOISON!」と自嘲気味に付け加えた。
これまで、前澤氏と女優の剛力彩芽さん(26)が2人の交際をツイッターやインスタグラムで報告するたびに、ネット上でそれを揶揄する声が起き、前澤氏はこれに対し、「好きにさせて」などとアンチに反論するなどしていた。
そして、ここに来て、前澤氏が打ち出す様々な事業についても、ネット上で同様の反応が起きている。6日のツイートは、そのことについて触れるとともに、アンチをスルーできない前澤氏自身にも自問自答するような形になった。
前澤氏は6日、「言うわ」とツイッター上で意味深な発言をした後、次のように続けた。
「批判したい奴も嘲笑いたい奴もどうぞどうぞ。そんなの屁でもないわ。何言われようが、昔からギリギリの中で自分確立してきて今があるから。お前らがSNSやテレビの中で人のこと馬鹿にしてこそこそ笑ってる間に、俺は進むわ。月へも行くわ。だから、いつまでもそうやって笑ってればいいよ」
「スルー派」は、35%にとどまる
さらに、「品なんかないけど、夢はあるわ」と説明した後、「ついでに聞くわ。笑」として、アンチへの反応の是非をツイッターで質問した。
「1. 前澤さん、あんた一部上場企業の社長で、いい大人なんだから、アンチはスルーしようよ。反応したら負け。 2. 前澤さん、あんた一部上場企業の社長だけど、言いたいことも言えないこんな世の中じゃPOISON、だからもっともっとやれー。 どっち??」
それぞれを「スルー派」「POISON派」と名付け、10月7日夜まで投票を募っている。投票すれば、どちらが優勢か分かるようになっており、18時現在では、11万票余のうち、前者が35%、後者が65%だった。
ただ、前澤氏は、アンチに対して怒っていないと明かし、7日になって、「こっちにおいでって思う。抱きしめてあげるから。家族になろうよって」と呼びかけた。
「そういう人がSNSでも居場所を失って、ついには犯罪犯したりすることあるじゃない。そんなニュース見るたびに、もっと俺にできることあったのかも、って思う。気づいてあげられるのって、家族とか友人とか身近な人はもちろんだけど、こうやってたくさんコメントやリプもらう有名人でもあるわけで」
前澤氏のアンチへの反応について、「嫉妬、妬みとか醜いですね」「過剰反応してる人って負け犬の遠吠えだよね?」と経営者らから同情の声は出ている。しかし、投票結果とは裏腹に過剰反応を戒める向きは多く、「目立ちたいのも分かるけど前面に出過ぎじゃないの」「なんでこんなにネットの評価が気になるのか」「大人の態度でいる方が素敵だと思います」といった書き込みが相次いでいる。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)