文科省から協会改革の可能性は「わかりません。そういったことは話しません」
元衆院議員の杉村太蔵さんは、「貴乃花親方の政界進出は期待されますか」と馳氏に質問するも、すぐに「杉村さんはどう思いますか?」と切り返された。杉村さんはそれには答えずにさらに食い下がったが、馳氏は「そういう風に簡単に考える問題ではないと思います」と応じた。その上で「もし貴乃花さんに国政であろうと、政治の道であろうと、思いがあるのなら、改めて話を聞く必要がある」として、今後の展開に含みを残した。
また、田中さんが「(元貴乃花は)相撲協会の上にある文科省に立って改革をしようとしているんじゃないかという話はあるじゃないですか。そういったことは話には全く出なかったですか?」とも質問。衆院議員当選後に文部科学大臣政務官や文部科学副大臣を務めた池坊保子氏が、後に日本相撲協会評議員会の議長を務めたことを念頭に置いている可能性もあるが、馳氏は、
「わかりません。そういったことは話しません」
「相撲協会の一員として、運営に関わっていた中で、疑問に思ったこと、よかったことと、何らかのお考えはお持ちだと思います。(中略)よりよくしていこうというお考えがあるのであれば、それを発揮できる場所はいろんなところにあると思います」
などと一般論に終始した。