人気YouTuber夫婦の「ZyonMana(ジョン・マナ)」が、米アリゾナ州セドナにある「レッドロック」と呼ばれる岩場に落書きをしたことを自らの動画で明かし、インターネット上で批判が相次いでいる。
パワースポットとして人気のセドナは、ネイティブ・アメリカンの「聖地」としても知られる観光地。過去には、同様の落書き行為に及んだ女優が、米当局から罰金を科されたこともある。
「削ったから絶対になくなりません」
家族の日常や育児に関する動画で人気のジョン・マナは、HIKAKINらを擁するYouTuber事務所「UUUM(ウーム)」に所属。チャンネルの登録者数は30万人超で、総再生回数は1億2000万回以上に達する(2018年10月5日現在)。
そんなYouTuber夫婦は10月2日、「ルイルネの初登山が可愛すぎるwww【パワースポット】」と題した動画をアップした。「ルイルネ」は2人の息子・娘のことで、家族でセドナの自然公園を訪れた際の様子をおさめた内容だ。
この動画で、夫のジョンはセドナの大自然を1人歩きながら、「まだ俺とマナが付き合ってすぐに、実はアリゾナに来たことがあるんだけど」と視聴者に告げる。そして、
「セドナって、めちゃめちゃパワースポットで有名なの。YouTubeとか始める前に、この岩のところに『ZyonMana』って書いて、写真を撮ったの。だから今こうして、ジョンマナがあるのも、もしかしてセドナのおかげなのかな」
と感慨深げに振り返った。このとき、画面には当時2人で岩場に彫った「ZyonMana」の文字を映した写真も表示された。
その後、落書きをした場所を探し始めるジョン。だが結局、思い出の岩場は見つからず、「書いたの4年前だから、もしかしたら消えちゃっているかも...」と不安気にこぼす場面もあった。
ただジョンは動画の中で、そうした心配を自ら打ち消すように、
「いや、(岩を)削ったから絶対になくなりません」
とも宣言していた。