キャットフード缶詰に「金属部品」入ってた! ツイッターで告発、メーカーがミス認め謝罪

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「製造過程で、金属製ガイドが脱落して混入した」

   「鹿島釣り日記」さんにも取材すると、10月4日になって、ペットラインの担当者らが来て、タイの工場における製造過程のミスで異物が混入したと説明したという。

   ペットラインの総務部は5日、次のように取材にコメントした。

「魚肉等を缶に詰めた後に、蓋をするまでの輸送ラインにおける金属製ガイドが脱落していることが判り、当該の金属異物とサイズと大きさが一致していることから、これが混入したものと判断しています」

   「鹿島釣り日記」さんによると、金属製ガイドは、ベルトコンベアの柱にハンダ付けしてあったが、何らかの原因で折れて落下し、ベルトで運んでいた缶に入ったと説明を受けたという。この点については、総務部では、まだお答えできないとしている。

   ホームページでは、缶詰などはX線異物検出装置でチェックしているとうたっているが、「金属異物の混入防止には金属検出器を使用しておりますが缶充填後の金属異物の混入には有効ではありません」とした。

   また、「当該ラインを総点検したところ、脱落や欠損が生じている機械や器具は他に無いことの確認ができました」といい、キャットフードの今後の措置について結論を急いでいると説明した。

   対応の遅れを指摘されていることについては、「お申し出があってから、現品の確認まで時間がかかったことは、弊社の不手際」だと認めた。「お客様のお申し出に対して真摯な対応を心掛けたつもりでしたが、結果的に当該異物や製造ロットの確認が遅れてしまい、事実関係の確認が長引いてしまった」などとして、飼い主に謝罪したことを明らかにした。

   そのうえで、「今後とも、調査の進捗をお申し出のあったお客様には報告させていただきます」とした。また、ホームページ上で、異物混入について、近くお詫び文を掲載したいとしている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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