「欅坂46」平手友梨奈さんの「そっくりさん」としてテレビ番組に出演したタレント・新谷姫加さん(20)が、インターネット上で一悶着を起こしている。
平手さんの熱狂的なファンが、「本当に似てない」「てちを売名に使うな」と怒りを爆発させているのだ。新谷さんのインスタ投稿によれば、本人の元に誹謗中傷のメールを直接送りつけるユーザーまで出ているという。新谷さんもこれに「応戦」、バトルが続いている。
「似てない」批判が殺到
新谷さんが出演したのは、2018年10月2日放送の「ものまねグランプリ」(日テレ系)。アイドルやタレントの「そっくりさん」が、本当に似ているかどうかをゲスト10人が〇×で判定するというコーナーに登場した。
新谷さんが「平手友梨奈のそっくりさん」として顔を見せると、スタジオでは「お~」という歓声が。ゲストの判定は、似ていることを示す「〇」が7人で、一方の「×」が3人という結果に終わった。
その後、番組司会の「ネプチューン」名倉潤さんから、「(平手さんに)似ているって言われるでしょ?」と質問すると、新谷さんは「はい、めっちゃ言われます」。続けて、
「前にアイドルをやっていたんですけど、その時のファンの人に(似てると)言われて、それで欅坂46のファンの人たちが流れてくる、みたいな...」
と笑いながら説明。欅坂ファンに対しては、自分のことを「今すぐ会える平手」だと紹介しているという。
こうした新谷さんの言動に、平手さんのファンの一部が激怒した。番組の放送終了後、新谷さんがツイッターで「色々意見はあると思いますが知ってくれる1つのきっかけになれば良いです」と呟くと、このツイートに、
「どっからどう見たら似てるのか全然分かりません」
「普通に似てないから今すぐ会える平手とかいって調子のんないでくれますか」
「キモいからテレビに顔出すな!あんたは、性格悪くなった平手だから。まじ性格悪そう」
など中傷のようなリプライ(返信)が大量に寄せられたのだ。さらには、「神である平手さんで売名するなよ、新谷姫加。似ても似つかないぞ」などと怒りを露わにするユーザーも出ていた。
「私は似てるとは一度も言ってない」
さらに、新谷さんは10月4日のインスタ投稿で、「中傷的なDMもある」と告白。つまり、インスタやツイッターのダイレクトメッセージ(DM)機能を使って、本人に直接中傷の言葉を送るファンが出ているというのだ。
こうした過激な反応に対して、新谷さんは「皆さんのおかげでメンタルがどんどん強くなるよ」と一言。その上で、「今回でもう無敵になりそう」として、
「フォロワーも2000人増えました!ありがとう!!!!」
と、どこか「アンチ」を煽るようなメッセージも投稿していた。
ところで、なぜここまで激しい批判が起きたのか。その理由の1つに、新谷さんの過去のツイッター上での言動がある。
実は新谷さん、9月11日の投稿で、平手さんのファンに向けて、「私は似てるとは一度も言ってない」と明言。その上で、
「(平手さんと似ているとは)思った事もないって永遠と言い続けてるけど一部のファンが言いだしてそれが広まって何故か勝手に叩かれてるのです」
とも呟いていたのだ(該当ツイートはすでに削除済み)。
過去の言動との「矛盾」指摘も...
こうした経緯があるため、新谷さんが「そっくりさん」として番組に出演し、さらには「今すぐ会える平手」などと自称していたことに、違和感を抱く欅坂ファンが続出したというワケだ。実際、ツイッター上には、
「てちに似てないと言いつつ、モノマネの番組に出るのか...」
「似てないんでしょ?訳わかんない。矛盾してるね」
「いろいろいってた割に結局売名の為に平手利用してテレビ出て何がしたいのか」
との指摘も出ていた。
なお、こうした批判を受けてか、新谷さんはツイッターで「今回は向こうからお声をかけて頂き、色々話し合った結果出演することになりました」と出演に至った経緯を説明。その上で、
「平手友梨奈さんは平手友梨奈さんでめちゃくちゃ大好きです」
とも呟いていた。