ザギトワ「(これで)我が家も平和に」 マサルめぐる「領土紛争」決着へ

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   平昌冬季五輪フィギュアスケート女子の金メダリストのアリーナ・ザギトワ選手(16)が2018年10月4日、さいたま市内で行われたイベントに出席し、日本から贈られた秋田犬(あきたいぬ)「マサル」をめぐる家庭内の「領土紛争」を明かした。

   この日のイベントは、寝具メーカーのエアウィーヴ(東京都中央区)が主催。同社はマサルのためのマットレスを贈ったが、先にマットレスを占領していたのは、飼い猫のイリスカだった。そこでマサルが取った行動は...?

  • 「マサル」の写真を手に笑顔を見せるザギトワ選手
    「マサル」の写真を手に笑顔を見せるザギトワ選手
  • 「マサル」の写真を手に笑顔を見せるザギトワ選手

「自分の『領土』をイリスカに分かってもらおうと」...

   マサルは18年2月に生まれ、5月に秋田犬保存会(秋田県大館市)からザギトワ選手に贈られた。高岡本州会長によると、7月末にザギトワ選手と面会したのをきっかけに8月初めにマサルにマットレスを贈ったが、マサルの成長が早く、さらに大きいものを改めてプレゼントすることにした。

   ザギトワ選手によると、マサルは飼育業者に預けてあったため、初めてマットレスに触れたのはイリスカだった。そこで「領土紛争」が起きた。

「マサルが帰ってきたときに、イリスカはすでにマットレスを占領していました。最初は縄張り争いという感じでしたが、結局はマサルが勝ちました。自分の『領土』をイリスカに分かってもらおうと、おしっこをかけてしまって...」

   ただ、このマットレスはカバーを外して洗うことができる仕組みになっていたので、事なきを得たという。イベントでは、新しいマサルのマットレスとイリスカのマットレスが贈られ、「我が家も平和になると思います」と、喜んでいた。

「私の気持ちを理解してくれる良き友達」と溺愛

   ザギトワ選手はマサルについて

「まさに私の気持ちを理解してくれる良き友達。抱っこしたり、自分の気持ち、1日の気持ちを話したり...。私も誰かに愛されたいという気持ちがあるので『愛してくれる』友達になりました」

などと話し、溺愛している様子だ。

   マサルの体重は「最後計ったときは22キロで、それからもっと増えていると思う」。ザギトワ選手も、2月の平昌五輪から身長が約7センチ伸びたという。

「今季を迎える時には少し変な感覚がありましたが、その後はコーチのサポートもあって、練習して少しずつ慣れてきました。人間は成長するのは当然なので、それに慣れるしかない」

と話しており、パフォーマンスに大きな影響はないとの見方だ。

   ザギトワ選手は、さいたま市内で10月6日に行われるチーム対抗戦の「ジャパン・オープン」出場のために来日している。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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